q19’s diary

日本語教育能力検定試験、エスペラント検定、HSKなどに言及するblogです。

日本語教育能力検定試験の分析ツールを作ってみた。

日本語教育能力検定試験の分析ツールを作ってみました。

作ったもの

(1) あなたの得点は、

試験I / 100
試験II / 40
試験IIIマーク式 / 80

(2) その年は、

試験区分 受験者数 平均点 標準偏差 (参考) 令和3年度の数値
マーク式総合 / 220 8269, 130.7, 24.1
試験I - / 100 -, 59.9, 11.2
試験II - / 40 -, 25.1, 5.6
試験IIIマーク式 - / 80 -, 45.6, 9.5
総合 / 240 5040, 156.7, 15.5

(3) その年の合格者数は、 人。 (参考) 令和3年度の数値: 2465


(4) ← (1) ~ (3) をすべてinputしたらこれをポチッ。

(5) 結果が表示される↓

- 上位 ___ % (= 合格者数 / マーク式総合の受験者数) くらいに入れば合格できそう。

- あなたは、マーク式総合で上位 ___ %くらい、

 試験Iで上位 ___ %くらい、

 試験IIで上位 ___ %くらい、

 試験IIIマーク式で上位 ___ %くらい。

- 合格最低点は ___ / 240 点くらいで、あなたはマーク式総合が ___ / 220 点なので、

 試験III記述式で ___ / 20 点くらいとれば受かりそう。

できること

"受験者の点数が正規分布に従う"という前提を仮定したときの、以下の情報が把握できます:

  • 自分の点数が受験者の中で上位何%に入るのか
  • 合格最低点は何点か
  • 試験IIIの記述式で何点くらいとれば合格できるか

皆さんご存知の通り、直近の過去問の平均点や標準偏差は、JEESのHP で誰でも閲覧できるほか、過年度については 凡人社 が売る過去問の冊子のうしろのほうに載っています。

HPで閲覧できる情報ですが、問題があれば消します。

おわりに

  • 正規分布のcdfとその逆関数は近似式を使っています。近似式の詳細は"参考にしたもの"参照。
  • 入力制限つけていません。ごめんなさい。
  • 背景の解説、需要があれば書きます。

参考にしたもの

正規分布のcdfの近似式はここを参考にしました:

JavaScript - Normal Distribution Function

正規分布の逆cdfの近似式はここを参考にしました:

math - Javascript equivalent for Inverse normal function ? eg Excel's NORMSINV() or NORMINV()? - Stack Overflow

参考として付した令和3年度の統計値はここから取りました:

JEES 日本語教育能力検定試験 結果の概要

JavaScriptはてなブログに埋め込むときにこれを参考にしました:

はてなブログにJavascriptを記述する方法【ソースコード例も公開】 - Fix the Bits | あっぷり工房