q19’s diary

日本語教育能力検定試験、エスペラント検定、HSKなどに言及するblogです。

平成30年度日本語教育能力検定試験を解いてみた。

Result

区分 得点 平均 標準偏差
マーク式総合 158 / 220 135.4 25.0
試験I 70 / 100 62.9 11.7
試験II 34 / 40 23.9 5.8
試験IIIマーク式 54 / 80 48.5 9.6

分析

  • マーク式総合の受験者数が6,801名、合格者数が1,937名らしいので、上位28%に入れるとよさそう:

      >>> 1937 / 6801
      0.28481105719747096
    
  • 自分が上位何%なのか調べる:

      >>> from scipy.stats import norm
      >>> import scipy
      >>> 1 - norm.cdf(158, loc = 135.4, scale = 25.0) # マーク式総合
      0.1829977006946384
      >>> 1 - norm.cdf(70, loc = 62.9, scale = 11.7) # 試験I
      0.27197934400306933
      >>> 1 - norm.cdf(34, loc = 23.9, scale = 5.8) # 試験II
      0.04080855619015733
      >>> 1 - norm.cdf(54, loc = 48.5, scale = 9.6) # 試験IIIマーク式
      0.2833505596111695  
    
    • マーク式総合は上位19%だった。
    • 試験Iが上位28%、試験IIが上位5%、試験IIIマーク式が上位29%だった。
  • マーク式総合の上位60%は試験III記述式を採点してもらえるのだが、試験III記述式を含む総合の受験者数が4,146名、合格者数は1,937名らしいので、試験III記述式を含む総合の中で上位46%くらいが合格しているっぽい:

      >>> 1937 / 4146
      0.46719729860106124
    
  • 試験III記述式を含む総合の平均が163.7点、標準偏差が15.4点らしいので、165点くらいとると合格するっぽい:

      >>> norm.ppf(1 - 1937 / 4146, loc = 163.7, scale = 15.4)
      164.96768255627487
    
  • つまり、試験III記述式(20点満点)で7点取れば合格するっぽい。

感想

  • ほかの資格試験で忙しかったので3ヶ月以上ブランクが空いたが、普通に衰えていた。
  • フォーカス・オン・フォームズってなんだっけ、レベルまで衰えていた。