q19’s diary

日本語教育能力検定試験、エスペラント検定、HSKなどに言及するblogです。

日本語教育能力検定試験を受けた。

2022.10.23sun に日本語教育能力検定試験を受けた。

全体を通じて

事前にハガキで9:00 ~ 16:40 と案内されていたので大変な長丁場だという印象があった。

実際は、午前に試験I(90分)、午後に試験II(30分)と試験III(120分)、合計4hしか解いておらず、何もせずただ待機する時間がかなり長い。

特に着席から解答開始までが20分程度あるのだが、これがえげつなく長いので、各試験の解答開始直前に漏れなく仮眠をとれた。 人間の頭は10分の仮眠でだいぶスッキリするものだと感じた。

なお試験Iを受けるには9:50までに着席していればよく、9:40すぎに会場に着くペースで何ら問題なく受験できるようである。

試験I

直近の令和3年度と比べて、難易度が下がったように感じた。 自信がない問題はハテナをつけて、優先的に見直しするようにした。

試験終了後に問題冊子を必ず持ち帰るよう指示があった。

問題冊子に回答を書き留めておくことで、自己採点ができる(画像は試験II)

試験Iのあとは1h程度の昼休みがある。 コンビニのおにぎりを食べながら、過去問を解いて時間を潰していた。

試験II

試験室前方にラジカセが置いてあり、そこから十分大きな音量で音声が流される。

最後にまとめてマークする時間は与えられていないので、一問一問解いた後すぐにマークすること、との指示が開始時にあった。 そうはいうものの、普段はskipする例題が本番では流れるので、問題間のインターバルはかなり長い。

少なくとも問題6以外は、問題用紙に解答を書きながらリスニングし、問題間のインターバルで解答用紙にマークしていくのが良いと思う。 一方問題6は、最後の(8)の音声が流れ終わると割とすぐに「試験やめ、筆記用具を置いてください」になるので、問題6だけはマークしながら解いた方が良い。

試験IIのあとは悠長な40分程度の休憩がある。 これを縮めればもっと早く解散できるのではなかろうか。

試験III

50分程度でマーク式が解き終わり、20分程度で記述式が解き終わり、かなり時間が余った。 トイレ行ったり記述式の答案を問題用紙に写経したりして時間を潰しつつ、結局30分くらい寝た。

試験IIIは試験時間を縮める、或いは途中退室可能にしてもよいのではないか、と思った。

16:40に試験終了で、16:50には外に出られた。 試験終了後すぐに解放してくれる点はとても良いと思った。

帰り

試験会場の外で紙を配っている人が何人かいたので、解答速報を期待して回収したが、いずれも日本語教育業界の専門学校(?)のチラシだった。

夜になって、改めて解答速報をネットで探したが、見つからず。 かわりに、解答速報が出るまで例年1週間程度かかることがなんとなく分かった。

解答速報を作るのに1週間もかかる資格試験なんて聞いたことがないのだが、掃いて捨てるほどいる試験対策の講師の方々が考えても答えが確定しない、どっちともとれるような問題が多い、ということなのだろうか。

プロでも1週間かけないと(というかかけても)解けない問題を年一回の試験で出題する意図が気になった。