q19’s diary

日本語教育能力検定試験、エスペラント検定、HSKなどに言及するblogです。

HSK6級に合格(?)した。

目次

結果発表

先日受けたHSK6級の結果が発表されました。

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7割いってました。

5級と同様、6割 (= 180 / 300) 取れば6級相当の実力を持っていると見做されるらしいので、合格ということにしてください。

听力の感触は悪かったものの蓋を開けてみたら過去問演習のときよりもいい点だった一方、阅读は8割にすら届かず無念。

书写は何も対策せず挑んだので、自分の答案が何点もらえるのか全く予想がつきませんでしたが、案外点数をくれるものなのだと分かりました。

やはり、当日の様子を書き溜めていたので、転記しておきます。

当日の様子

HSK6級を受けに赤坂・六本木の多元文化会館に行った。雨天決行。

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どことなく異国情緒漂うビルでした。

6級は初受験であり、HSKネット試験も初受験だったので、色々と新鮮だった。

気づいたこと

  • 受験票によれば9:30試験開始かつ試験開始30分前集合なので、要するに9:00集合なのだが、平然と9:20くらいに来て普通に入場している人もいた。
  • 二人がけの長机に二人がけのスタイル。間隔も狭いので画面を覗き見されやすいと思ったけど、覗き見する価値のない戦いぶりだったので杞憂である。
  • 試験が始まる前にテスト画面の説明があり、分かりやすかった。
  • 听力の間、听力の全ての問題の選択肢が見放題、戻って回答、見直しも可能。
  • 選択肢を先に見てからスクリプトを聴く、という戦法が成立する環境だった。
  • 持参したイヤホンを使えた。聴こえにくいということが発生しないので安心。
  • 书写は拼音を打ち変換候補に上がった漢字を選択する入力方式で、手書き入力は不可。
  • 子音だけ入力して変換することも可能だった。例えば"rbr → 日本人"のような変換が可能。
  • 言うまでもなく漢字は全角なのだが、spaceが半角だった。新しい段落の書き始めは2マス空ける、というルールを遵守するにあたり、半角spaceを2つ置くべきなのか、はたまた (2 / 0.5 =) 4つ置くべきなのか分からずうろたえた。とりあえず4つ置いた。
  • 同様に題名もspaceを何個置くべきかわからず、とりあえず題名が真ん中らへんになるように10個くらい置いた気がする。会社でやったら総スカン喰らいそうな中央揃えである。

感想

听力

  • 第二、第三部分が難しかった。雑魚いのでとりあえずスクリプトで読み上げられていた単語を含む選択肢を脳死で選択するスタイルなのだが、読まれた単語が見つからない事態が多発して悲惨な感じになった。
  • 感触、40点台。

阅读

  • いつも通り第一部分の病句は適当な選択肢連打してスキップ。
  • 第二部分の語句選択が比較的優しかったのだが、第三部分の文章並び替えが異様に難しかった。過去問では満点を確保していたので、普通に萎える。
  • 第四部分は普段通りの難易度で、4問くらい落としてそう。
  • 感触、70点台。

书写

  • 杨芳兰という中卒のママとその娘杨正果が日記を書きはじめた結果 、ママは作家に、娘は高学歴になりました、みたいな内容だった。
  • 400字前後で要約しろ、という指示なので、410字くらい書いた。自己採点もタコ採点もしたことがないので感触がない。
  • 写日记改变杨芳兰和杨正果的人生、みたいな題名にした。ほぼ対策していない(しそもそも独学なので対策できる環境にない)ので相場とか温度感とかが分からない。
  • 60点ないと恐らくtotal 6割行かないので、頼むから60点欲しい。

その他

  • 帰りに中国語講座の案内みたいなのをスタッフのお姉さんから貰えた。平日朝8:30-9:30に中国語会話を練習できるらしい。赤坂在勤でも学生でもないので参加できなさそうだった。
  • "人類みな夢をのせて"とかいう二郎系ラーメンを発見したので帰りに食べた。チャーシューが思いの外美味くてほっこりした。

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見てこのチャーシュー。